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大腸内視鏡検査の前日に食べてしまった!検査は受けられる?対処法を解説

大腸内視鏡検査の前日に食べてしまったらどうなる?

大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査では、腸の中をきれいにしておくことがとても重要です。腸内に食べ物のカスが残っていると、ポリープや粘膜の状態が隠れてしまい、正確な検査ができなくなる恐れがあります。そのため、前日は消化のよい食事が指示されますが、うっかり口にしてしまうこともあるでしょう。
そのような場合でも慌てず、まずは「検査を受けられるのか」「どの程度影響があるのか」を確認することが大切です。

検査ができなくなる可能性はあるの?

前日に食べたものや量によっては、検査が予定通り行えないこともあります。特に、繊維の多い野菜や海藻、脂っこい料理は腸に残りやすく、内視鏡で観察する際に視界を妨げてしまいます。このような場合は、検査が中止や延期になる可能性があります。
ただし、消化の良い軽い食事であれば大きな問題にならないこともあります。
大切なのは、食べたものを正直に伝えること。自己判断で検査に臨まず、当院に相談して判断を仰ぐことが安心につながります。

検査の精度に影響が出る理由

大腸内視鏡検査では、大腸の粘膜に小さなポリープや炎症がないかを詳しく調べます。しかし、食べ物が腸内に残っていると、食べかすや濁った液体が視界を遮り、検査の精度が落ちてしまいます。
その結果、

  • ・小さな病変を見落とす可能性がある
  • ・診断が不十分になり再検査が必要になる
  • ・検査時間が長くなる、または途中で中止になる

といったリスクにつながります。
検査の精度を守るためにも、前日の食事制限を守ることがとても大切です。万一食べてしまった場合でも、隠さず申告すれば、当院が適切に判断いたします。

食べてはいけない食べ物の具体例

大腸内視鏡検査の時に食べてはいけないもの

検査の前日は、腸をきれいに保つために食事制限が必要です。特に、消化に時間がかかるものや腸に残りやすい食べ物は避けましょう。

繊維が多い食べ物

普段は健康に良い食物繊維も、検査前には腸に残りやすく視界を妨げてしまいます。細かい繊維が腸の壁に付着すると、カメラで見たときに粘膜がはっきり映らなくなります。
避けるべき食材の例

  • ・野菜類:ごぼう、キャベツ、ほうれん草、ブロッコリー
  • ・きのこ類:しいたけ、えのき、しめじ
  • ・海藻類:わかめ、ひじき、もずく
  • ・豆類:枝豆、大豆、豆の入ったサラダや煮物

脂っこい食事や消化に悪い食べ物

油分が多い食事は消化に時間がかかり、腸に残ってしまいます。また、胃腸に負担をかけて下剤の効果を弱めることもあります。
避けるべき食材の例

  • ・揚げ物:とんかつ、唐揚げ、コロッケ、天ぷら
  • ・脂身の多い肉:カルビ、バラ肉、ベーコン
  • ・乳製品の一部:生クリーム、チーズたっぷりの料理
  • ・インスタント食品や濃い味付けのラーメン

色が残りやすい食材・飲み物

濃い色の食べ物や飲み物は腸に色素が残りやすく、出血や炎症と見分けがつかなくなることがあります。
避けるべき食材の例

  • ・カレーやビーフシチューなど色の濃い料理
  • ・トマトソース系のパスタやピザ
  • ・チョコレートやブルーベリーなど濃色の甘味
  • ・コーヒー、紅茶、コーラ、赤ワイン、野菜ジュース

前日に食べてしまった時の正しい対応方法

前日に食べてはいけないものを口にしてしまっても、慌てる必要はありません。大切なのは、当日までにできる工夫と、当院へ正しく状況を伝えることです。ここでは、検査を安全かつ正確に受けるための対応方法を紹介します。

検査当日までにできる工夫

  • 残りの食事は控える:以降は水分中心にして固形物を避けましょう。
  • 十分な水分補給:水や透明なスポーツドリンクを摂り、腸内を流すように意識しましょう。
  • 下剤の指示を守る:処方された下剤は必ず指示通りに服用し、自己判断で増減しないようにしてください。

病院に連絡すべきケースとは

食べてしまった内容や量によっては、検査が中止や延期になることもあります。
以下のような場合は、必ず連絡してください。

  • 揚げ物や脂っこい料理を食べた
  • 野菜や海藻、きのこなど繊維質の多い食材をしっかり食べた
  • チョコレートやカレーなど色の濃い食事をした
  • 当日の朝にも食べ物を口にしてしまった

ご相談いただくことで、検査を続けられるか、日程変更が必要かをスムーズに判断できます。

無理に隠さず申告することの重要性

「食べてしまったけど、言いにくい」と思う方もいるかもしれません。
しかし申告をせずに検査を受けると、

  • ポリープや炎症を見落とすリスクが高まる
  • 検査が途中で中止になる可能性がある
  • 再検査が必要になり、かえって負担が増える

こうしたリスクを招いてしまいます。
安心して検査を受けるためには、正直に伝えることが一番の近道です。当院でも同じようなケースは日常的にありますので、気兼ねなくご相談ください。

名古屋市天白区で当院が選ばれる理由

ばんのクリニック外観

大腸内視鏡検査は「準備が難しそう」「失敗したらどうしよう」という不安を抱える方が多くいらっしゃいます。当院では、そうした不安に寄り添い、一人ひとりが安心して検査を受けられる体制を整えています。

食事に不安がある方もご相談ください

「前日に間違って食べてしまった」「何を食べていいかわからない」といった不安も気兼ねなくご相談ください。これまで多くの患者さまからご相談をいただき、状況に応じた対応をしてきた経験があります。事前にご連絡いただければ、検査をスムーズに受けられるようサポートいたします。

安心して受けられる検査体制

当院の検査は、複数の医療機関で研鑽を積んだ日本消化器内視鏡学会認定・消化器内視鏡専門医である院長が担当します。精密な観察と適切な判断を徹底し、早期病変の見落としを最小限に抑えることを重視しています。はじめての方も安心してご相談ください。

平日19時まで診療

お仕事や家事で日中の受診が難しい方にも安心して通院いただけるよう、平日19時まで診療を行っています。ライフスタイルに合わせて通院いただけるため、地域の皆さまにとって身近で頼れるクリニックを目指しています。

大腸内視鏡検査なら【ばんのクリニック】へ

当院では、専門の医師が正確で負担の少ない検査を行い、地域の皆さまの健康をしっかりと守ります。前日の食事制限や準備に不安がある方にも、当院は一人ひとりの状況に合わせて丁寧にサポートします。
名古屋市天白区で大腸内視鏡検査をご検討中の方は、【ばんのクリニック】にお任せください。

📞 ご予約・お問い合わせはこちらから

→ 大腸カメラ検査についてはこちら

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