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便秘が続いたあとに急に下痢になったり、冷や汗を伴うような腹痛や下痢が起きたりすると、「何かの病気ではないか」と不安になりますよね。こうした症状の原因は、単なる自律神経や腸内環境の乱れだけでなく、過敏性腸症候群や大腸の疾患が隠れていることもあります。
この記事では、それらの原因や受診すべき目安、そして当院での内視鏡検査の流れについて分かりやすく解説します。
便秘から急に下痢になる原因とは?

自律神経の乱れ
便秘が続いたあとに急に下痢になるのは、腸の動きが排便を促す働きへと一気に動いてしまうことが原因のひとつです。特に、ストレスや睡眠不足などで自律神経が乱れると、その影響で腸が過敏になり、腹痛や下痢が急激に引き起こされるケースがあります。
腸内環境の乱れ
便秘によって便が腸内に長くとどまると、悪玉菌が増殖してガスや有害物質を発生させ、腸の働きが不安定になります。また、食生活の偏りや水分不足、急な食事量の変化なども、こうした不調を招く引き金となります。
便秘と下痢を繰り返す際に考えられる病気

過敏性腸症候群
検査で大きな異常が見つからないにもかかわらず、慢性的に便秘と下痢を繰り返すことがあります。定期的に便秘になったり、緊張したときにお腹を壊しやすかったりする方は、「過敏性腸症候群」の可能性があります。
この症状は、ストレスや生活リズムの影響を非常に受けやすいのが特徴です。「また症状が出るかもしれない」という不安自体がストレスとなり、さらに症状を強めてしまうという悪循環に陥ることも少なくありません。
大腸ポリープ・がん
便秘と下痢を繰り返す場合、大腸粘膜にできる隆起物である「大腸ポリープ」が原因となっている可能性があります。大腸ポリープは、大きく成長するとがん化するリスクも伴います。 もし、便の形が以前より細くなったり、血便や粘液が混じった便が見られたりする場合は、早めに検査を受けましょう。
潰瘍性大腸炎
下痢が続く場合は、「潰瘍性大腸炎」が原因となっている可能性があります。 「潰瘍性大腸炎」とは、大腸の粘膜に慢性的な炎症や潰瘍が起こる、原因不明の病気です。もし下痢が長引いており、便にゼリー状の粘液や血が混ざるような場合は、早めに受診をご検討ください。
医療機関の受診を判断する目安
冷や汗が出たり強い痛みを伴うとき
冷や汗が出るほどの腹痛や、立っていられない痛みは要注意です。無理をせず、早めに受診をご検討ください。
血便や体重減少が見られるとき
血が混じる、黒っぽい便が出る、意図しない体重減少がある場合は、原因を確認するために受診をご検討ください。
市販薬でも改善しないとき
便秘薬や整腸剤を試しても改善しない、良くなってもすぐ再発する場合は、体質だけで片づけずに、一度受診しておくと安心です。
当院の内視鏡検査の流れ

ばんのクリニックでは、はじめての方でも負担なく検査に臨めるように、丁寧でわかりやすい説明と段階的な検査の流れを整えています。ここでは大腸カメラと胃カメラの流れをわかりやすくご説明します。
大腸カメラ検査の流れ
ばんのクリニックの大腸カメラ検査は、検査中の負担をできるだけ減らす工夫をしています。
- 1.前日の準備
検査の前日は検査食を食べていただき、夜は下剤を飲んで大腸内を観察しやすい状態に整えます。 - 2.当日の受診・受付
検査の流れや手順をご説明します。必要に応じて鎮静剤を使用します。 - 3.検査本番
医師が大腸内に内視鏡を挿入し、粘膜の状態を隅々まで丁寧に観察します。もしポリープが見つかった場合には、その場で切除したり、詳しい診断のために組織のサンプルを採取したりすることがあります。 - 4.検査後の休憩
鎮静剤を使った場合は回復室でしっかり休んでからご帰宅いただきます。
鎮静剤を使用した場合は、当日の運転は避けてください。
胃カメラ検査の流れ
上部消化管(食道・胃・十二指腸)を細く柔らかい内視鏡で詳しく観察します。胃の不調や、胸やけ、胃の痛みを感じる方に適した検査です。
- 1.前日の準備
お食事は前日の21時までに済ませてください。21時以降については、水とお茶のみお飲みいただくことができます。 - 2.当日の受診・受付
当日は朝食を取らずに来院ください。
鎮静剤を希望される方は、帰りに運転することができなくなるため、お車や自転車で来院いただくことはできません。 - 3.検査本番
口または鼻から内視鏡を挿入して、食道、胃、十二指腸の内壁を丁寧に観察します。胃カメラの挿入時間は、通常10分程度です。必要があれば組織を採取したりすることがあります。 - 4.検査後の休憩
鎮静剤を使った場合は回復室でしっかり休んでからご帰宅いただきます。
鎮静剤を使用した場合は、当日の運転は避けてください。
検査後の注意点
内視鏡検査後は、検査の性質上、軽いお腹の張りやガスが多く出ることがあります。もし検査後に「黒い便が出る」「強い腹痛がある」などの異変を感じた場合は、すぐにご連絡ください。
また、大腸カメラでポリープを切除した場合は、便に少量の出血が混じることがあります。通常は自然に止まりますが、出血が続く場合は速やかにご連絡ください。術後1〜2週間程度は、過度な運動や重い荷物を持つことを控えるなど、医師の指示に従い安静にお過ごしください。
なお、鎮静剤を使用した場合は、当日の運転はお控えください。
名古屋市天白区で内視鏡検査を受けるなら、ばんのクリニック
便秘が続いたあとに急に下痢になる、あるいは冷や汗を伴うような激しい下痢や腹痛があるといった症状は、単なるストレスだけでなく、背後に病気が隠れている可能性もあります。
ばんのクリニックでは、これまでの症状の経過を丁寧にお伺いし、必要に応じて内視鏡検査を行いながら原因を詳しく確認いたします。 名古屋市天白区で、便通の変化やお腹の不調にお悩みの方は、どうぞお気軽にばんのクリニックへご相談ください。
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内視鏡検査や受診についてのご相談は、お電話で受け付けています。
症状や検査に関する不安、予約の流れなども丁寧にお答えしますので、初めての方も安心してご連絡ください。